
ご挨拶
第39回シクロデキストリンシンポジウム実行委員会
実行委員長 山村 初雄 (名古屋工業大学)
実行委員長 山村 初雄 (名古屋工業大学)
この度、2023年9月20日(水)、9月21日(木)の両日に、愛知県名古屋市にある名古屋国際会議場におきまして第39回シクロデキストリンシンポジウムを開催することとなりました。
本シンポジウムは、シクロデキストリン関連の研究・開発における情報交換の場として年 1回開催されます。シクロデキストリンはグルコースが環状に連なったオリゴ糖です。その環状構造の中に他の分子を取り込むこと(包接)が発見されて以来、様々な分野に応用されてきました。例えば、香味成分や香料が揮発せずに長持ちするように、あるいは、有効成分をうまく分散させて飲料にすることなどに使われています。わが国では、香料の包接を主とする欧米と異なり、もっぱら医薬品と食品に利用されています。
現在では、包接に起因する新規な性能を持つポリマー等の材料も注目すべき研究課題の一つであり、それゆえに医薬農分野のみならず、理工分野を含める幅広い学術分野と、大学、民間の枠を超えた組織横断的な研究者や教育者、そして我が国の将来を担う学生が集い、職種・地位・年齢・学問領域を問わず、アットホームな雰囲気の中で基礎研究の情報交換、切磋琢磨できることは本シンポジウムの特徴といえます。
愛知県内での開催としては、第34回に継ぎ、本大会は5年ぶり二度目の開催となります。このシンポジウムでは、従来からの特徴である幅広い分野の研究者や技術者による講演・発表、展示等を2日間にかけて行い、その中で、学生による口頭発表に対して優秀発表者賞、学生を中心とした40歳以下によるポスター発表に対してポスター賞を授与することを計画しています。コロナの状況はまだまだ読めないところはございますが、安全で安心に執り行いながらも、ますます充実したものになるよう、実行委員一同、鋭意準備を進めています。ぜひとも足をお運び頂き、活発なご討論をお願い申し上げます。
最後になりましたが、本シンポジウムがシクロデキストリンに関わる皆様にとりまして、有意義な情報・意見交換の場となり、また、シクロデキストリン技術・研究・産業の発展に寄与いたしますことを願っております。多くの方々のご参加をお待ちしております。
本シンポジウムは、シクロデキストリン関連の研究・開発における情報交換の場として年 1回開催されます。シクロデキストリンはグルコースが環状に連なったオリゴ糖です。その環状構造の中に他の分子を取り込むこと(包接)が発見されて以来、様々な分野に応用されてきました。例えば、香味成分や香料が揮発せずに長持ちするように、あるいは、有効成分をうまく分散させて飲料にすることなどに使われています。わが国では、香料の包接を主とする欧米と異なり、もっぱら医薬品と食品に利用されています。
現在では、包接に起因する新規な性能を持つポリマー等の材料も注目すべき研究課題の一つであり、それゆえに医薬農分野のみならず、理工分野を含める幅広い学術分野と、大学、民間の枠を超えた組織横断的な研究者や教育者、そして我が国の将来を担う学生が集い、職種・地位・年齢・学問領域を問わず、アットホームな雰囲気の中で基礎研究の情報交換、切磋琢磨できることは本シンポジウムの特徴といえます。
愛知県内での開催としては、第34回に継ぎ、本大会は5年ぶり二度目の開催となります。このシンポジウムでは、従来からの特徴である幅広い分野の研究者や技術者による講演・発表、展示等を2日間にかけて行い、その中で、学生による口頭発表に対して優秀発表者賞、学生を中心とした40歳以下によるポスター発表に対してポスター賞を授与することを計画しています。コロナの状況はまだまだ読めないところはございますが、安全で安心に執り行いながらも、ますます充実したものになるよう、実行委員一同、鋭意準備を進めています。ぜひとも足をお運び頂き、活発なご討論をお願い申し上げます。
最後になりましたが、本シンポジウムがシクロデキストリンに関わる皆様にとりまして、有意義な情報・意見交換の場となり、また、シクロデキストリン技術・研究・産業の発展に寄与いたしますことを願っております。多くの方々のご参加をお待ちしております。